IS F開発備忘録
8)基準:IS F レーシングコンセプト

楽しさのメートル原器、IS F レーシングコンセプトを造る 南フランスの日差しが眩しい 綺麗なサーキットにやってきました。 F1チームのホームコース、ポールリカールです。 ヨーロッパの道を走り、ニュルの北コースを走って確 […]

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7)道場:このクルマを開発する『道』を選択 

このクルマを開発する『道』を選択 クルマの走りの性格は、何処で走って育ったかが決めると思っている。 例えば、こんなことも言い方もされたりする。 高速で、道の良いアウトバーン育ちのドイツ車は固めの脚で高速性能が良い 道のア […]

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6)伝心:車両コンセプトと実現に向けた骨子

想い:両コンセプト、 想いの中心は サウンド、レスポンス、伸び感(パワー) 人が楽しいと感じるには、経験・情報が必要である。 楽しさとは、生きるために必要な先天的な記憶でなく、経験から判断された記憶であるから。 体感した […]

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5)布陣:スカンクワークスチームと呼ば開発開発体制

集結体制 とりあえず、開発はオーソライズされて、スタートした。先々行車を設計する。プラットフォーム開発/パッケージ確認車である。今度は 0号車と違って、TC(トヨタテクノクラフト)得意の一品料理、1台だけ手創りするのでは […]

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4)原点

原体験 自分の考えるクルマは、正しい道具としてのクルマと、道具を越えた使い方のクルマが両極にあり その間にどうポジションニングしているかではないだろうかと思っていいる。 子供の頃は、まずおもちゃとしてのクルマ(おもちゃ) […]

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3)夢構想

仲間集め レクサス車のラインナップ企画には、新しい言葉が書かれていた。 そこには、コアモデル(IS,GS,LS)と並んで 「レクサスプレミアムスポーツ」と書かれていた。 レクサスのイメージをエモーショナルな方向に拡大する […]

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2) 経験:会社生活のすべてが IS F に繋がっている

経験 スタート 1977年トヨタ自動車工業〈株〉に200名程度採用された事技員のひとりとして入社した。短大・高専~ドクターまで合わせて、200人強。オイルショック後であり、今から考えると少ない採用だ。この年の新入社員はこ […]

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1)瞬間:2007年IS F誕生とコンセプトの原点にある2台のチェイサー

瞬感 ラインオフ2007年12月26日 愛知県田原市にある トヨタ自動車 田原工場の3Eラインから 1台のクルマが送り出されて、監査工場へと運ばれた。 待ち構えるのは、検査のエキスパートとそれを見守る開発エンジニア達。検 […]

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LEXUS IS F 開発備忘録 0)継承 最終号車ラインオフの日

IS F 最終号車 ラインオフ 2014年7月25日暑い夏の日です。今日、特別な?ブルーの対米向けのIS Fが田原工場でラインオフいたしました。クルマには、青い小さな紙がいつもと違って貼り付けてあります。そこには、IS […]

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LEXUS IS F 開発備忘録 目次

これから順次 アップしていきますカートップ誌に連載していたストーリーの原文になります。あえて当時書いたままの文章です。 目次 0. )継承   2014年 IS F 最終号車ラインオフの日 継承のスタート 12 . )追 […]

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